診療のご案内

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当院の特徴

肝臓は「沈黙の臓器」

ほとんどの人では自覚症状がありません。

当クリニックでは肝疾患や消化器疾患の専門的診療や、風邪、高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満症、高尿酸血症、骨粗鬆症など、一般内科疾患の診療を行っています。

 肝疾患の診断は主に血液検査で行われます。健康診断でAST、ALT、γGTPといった数値が高いと言われた方は、何らかの原因で肝臓に障害が起こっている状態と考えられます。そのため、原因をしっかりと診断し、適切な治療や対策を取ることがとても大切です。当クリニックでは、健診で肝臓の数値が高いと言われたけれど、どこで診てもらったらよいかわからないという方のために、お役に立ちたいと考えています。なお、当クリニックでは高性能な腹部超音波装置を取り入れており、肝臓の硬さ(肝硬変に進行していないか)を調べる検査や、肝腫瘍が疑われた際の、造影エコー検査なども行うことができます。

消化器疾患には胸焼け、胃もたれ、食欲不振、腹痛、便秘、下痢など様々な症状があります。内視鏡検査が必要な方は、高性能な内視鏡装置を用いた、食道、胃、十二指腸、大腸検査を受けることができます。胃がんの原因となるピロリ菌感染の診断や除菌治療も行っています。また、日本では大腸がんが増えつつあります。早期発見のための内視鏡検査や大腸ポリープ切除も行うことができます。当クリニックには前処置用の個室やリカバリールームを備えていますので、リラックスして内視鏡検査・治療を受けていただくことができると思います。

基本理念

肝臓病について

主な肝臓病

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていて、ほとんど症状を自覚することがありません。そのため、血液検査を行わないと肝臓の状態について知ることができません。健康診断でAST、ALT、γGTPなどの値が高く、要精査と言われた方は、受診して原因について調べることをお勧めします

1. C型肝炎
近年、治療法が大きく進歩し、副作用がほとんどない薬を2~3ヶ月間内服するだけで、ウイルスを排除することができるようになりました。
2020年に、C型肝炎ウイルスの研究に携わった3人の科学者がノーベル医学生理学賞を受賞しました。数百万人の命を救ったと言われています。
公的な医療費助成制度がありますので、経済的な負担も少なくて治療することができます。お気軽にご相談ください。

2. B型肝炎
B型肝炎ウイルス検査が陽性で、ALT値が高い方は治療を考える必要があります。
長期的な治療となりますが、ウイルスの増殖を抑える薬の内服で、非常に高い治療効果が得られます。副作用はほとんどありません。公的な医療費助成制度もあります。活動性の肝炎がない方(無症候性キャリア)も、発がんのリスクがありますので、最低でも年に1回の受診、検査をお勧めします。

3. 脂肪肝、脂肪性肝炎
食べ過ぎ、運動不足などのため、肝臓に過剰な脂肪がたまっている状態です。炎症が続く場合、肝臓が硬くなって肝硬変に進行することがありますので注意が必要です。当クリニックでは、肝臓が硬くなっていないか(肝硬変に近づいていないか)、血液検査や腹部エコー検査などにより調べることができます。食事のコツや運動習慣についても指導を行います。

4・アルコール性肝障害
お酒の飲み過ぎが原因で肝臓に障害が生じている状態です。肝硬変や肝臓がんに進展することがありますので、注意が必要です。適量が守れていれば問題がないことも多いのですが、ついつい飲み過ぎてしまう方も多く、また、やめたいと思っていてもやめられない方もたくさんおられます。当クリニックでは飲酒日記を用いた指導を行っています。どうしても減量できない方には、お薬による治療を行うこともあります。

5. 自己免疫性肝疾患
代表的な疾患に、自己免疫性肝炎と原発性胆汁性胆管炎があります。多くの方は、AST、ALT、γGTPなどの数値が高いことをきっかけとして診断されます。知らないうちに肝硬変に至ることもありますので、早期に診断して治療することが重要です。

主な胃腸病

1. ヘリコバクター・ピロリ胃炎
呼気・血液検査、胃カメラ検査などにより診断します。胃もたれ、胃の痛みなどの症状を有する方もいますが、無症状なこともあります。胃がんや胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの原因となりますので、除菌療法をお勧めしています。除菌療法は、胃酸の分泌を抑える薬と2種類の抗生物質を1週間飲んでいただきます。

2. 逆流性食道炎
胸やけ、げっぷ、のどの違和感などの症状があります。胃カメラ検査により、食道炎の有無について調べることができます。食事内容や生活習慣の改善によっても症状がよくならない場合は、胃酸の分泌を抑える薬による治療を行います。

3. 胃炎、腸炎
ストレス、薬剤、細菌感染、ウイルス感染など様々な原因により生じます。近年、潰瘍性大腸炎やクローン病など原因がよくわかっていない炎症性腸疾患も増加しています。炎症の程度が強い方は、大きな病院へ紹介あるいは連携して治療を行います。

4. 慢性便秘症
まず、便の流れが悪くなる大腸がんのような病気がないか確認します。特に原因疾患のない慢性便秘症の場合、食事・生活・排便習慣の指導や薬物治療を行います。酸化マグネシウムというお薬がよく使われますが、効果が不十分な場合は、薬剤の変更や追加を行います。

胃カメラ検査、大腸カメラ検査について

胃もたれ、げっぷ、胃の不快感、食欲不振、体重減少、腹痛、腹部膨満感、腹部不快感、便に血液が混じる、便潜血陽性など、胃や大腸の病気が疑われる時に行われる検査です。
 早急な検査が必要な場合は、当日に胃カメラ検査を行うこともできます。ただし、当日食事をした後の検査はできませんので、ご注意ください。
 症状がない方で、健診として胃カメラ検査や大腸カメラ検査をご希望の方は、自己負担となります。健診のカメラ検査は予約制となっておりますので、当クリニックの受付に電話でお問い合わせください。

初めて受診される方は、受付にて「保険証」「紹介状(お持ちの方のみ)」をご提出ください。事前に問診票をご記入いただくとスムーズです。

お支払いについて

当院ではクレジットカードや電子マネーでのお支払いに対応しております